結露防止は隙間風対策から

我が家の北側の玄関ドアや寝室の窓の付近は以前から冬になると結露がひどく、困っていました。金属製の玄関ドアの内側、二重ガラスになっているはずの窓のガラス面の内側はもちろん、その周囲のアルミサッシ、さらには窓の下や周囲の木の部分まで。ついには結露がたまって木の部分が痛んでくる始末。

毎日結露のふき取りをしたほか、アルミ部分の結露防止のシールを貼りましたが、シールの上に結露する状態。

当地は冬になると、伊吹おろしと呼ばれる強い北西の寒風が吹きすさび、北側のドアや窓にはその風が直接吹き付けますから、金属ドアやアルミ部分が外側から冷やされて冷気を中へ伝えている(と言うか、中の暖気を奪っている)のが原因と思っていました。

ところが、最近これが思い込みであったことがわかってきました。鉄筋コンクリート建ての新しいマンションですから、機密性が高いとばかり信じていましたが、どうやら室内の結露の原因は、外側からドアや窓が冷やされるせいではなく、ドアや窓の脇のごく細い隙間から冷たい風が隙間風となって侵入して来て、内側から冷やしているのが原因。

つまり、しなくてはいけなかったのは結露対策ではなく、隙間風対策だったのです。

どこから隙間風が入って来るのか調べてみると、ドアや窓の上下左右のごくわずかな隙間の他、驚いたことに、組み合わさったアルミフレームの継ぎ目、アルミの建具と板の接触部分の僅かな隙間など。もっと驚いたのは、床のフローリングの隙間からも冷気が噴き上げていました。これで床まで結露していた原因がわかりました。

今徐々に対策をとっているところです。

 


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